花園神社 関東三大酉の市の一つでもある新宿の総鎮守

こういつです。

今回参拝したのは新宿の花園神社。新宿区役所の近くにある新宿の総鎮守です。

花園神社の花園って名前は、今の場所に移ったところが尾張藩の下屋敷で、その庭の花が素晴らしいことから名付けられたんだそうですよ。

関東三大酉の市

毎年11月の酉の日には、日本武尊命に収穫を感謝する酉の市が行われます。

花園神社は、「浅草の鷲神社」「府中の大國魂神社」とならび、関東三大酉の市の一つに数えられます。

花園神社は三社が合祀された神社

花園神社には3つの入口があるのですが、靖国通り側の鳥居をくぐってしばらくすると、このような門柱(の跡かな)があります。

ちなみに今の門柱はこれ、靖国通りの入口の写真です。

今の名前は「花園神社」

実は、花園神社は三社が合祀されたもので、

  • 花園稲荷神社・・・うかのみたかのかみ
  • 大鳥神社・・・やまとたけるのみこと
  • 雷電稲荷神社・・・うけもちのかみ

この三社が合祀されたものなんです。

で、拝殿の扁額もこんな感じ。

面白いのは、稲荷神社の御祭神に「うかのみたかのかみ」と「うけもちのかみ」がいるってこと。
たしかにどちらも稲荷社の御祭神だし、同一視されているこもあるけれど、稲荷神社でどっちもいるのが面白い。

花園神社の3つの入口

花園神社には、靖国通り、明治通り、ゴールデン街からの入り口があります。

大鳥居があるのが、明治通り方面から入り口

それぞれの鳥居のところに狛犬さんがいますが、大鳥居の狛犬は一番大きい!

靖国通りからの入り口

こちらの狛犬は、狛犬じゃなくて唐獅子。新宿区の有形文化財です。

ゴールデン街からの入り口

境内からは「新宿駅への近道」と案内があります。

こちらの狛犬はかなり古い感じ。

なんだか、あちこち欠けちゃってて、後ろ側はこんな感じ。

拝殿

平日の昼間ということもあり、新宿にしては参拝客は少なかったのですが、熱心にお参りしている人が多かった印象です。

拝殿の右側には社務所があります。

納大明神

古くなったお守りや御札を納める神社なのですが、

「腹の立つことなども当神社にお納めください」とも書かれています。

「過去のことで、時々思い出して腹が立つこと」を思いうかべて収めてきました。

威徳稲荷神社

境内社の威徳稲荷神社。稲荷神社なんですが、

  • 恋愛成就
  • 夫婦和合
  • 子授け
  • 縁結び

などの御神徳があるんです。お稲荷さんといえば商売繁盛ってイメージだったので、ちょっと意外。ですが、この稲荷社には、他には特徴がありした。

なんと、男根が二本祀られているんです。しかも、触るとご利益があるらしい。

一つは本殿の後ろにありました。

こちらは、周りが囲われているので触れず。

もう一つは扁額の上で、

「位置が高くて手が届かないぞ」と思ったら足元に台があり無事届きました。

芸能浅間神社

芸能関係の人々に崇敬されている芸能浅間神社。

富士塚の上に浅間神社が鎮座しています。

この富士塚は、もともとこの場所にあった三光町富士が取り壊されて17年ほど後に、三光町富士の石などを再利用して作られた富士塚。

二宮尊徳

境内で懐かしいものを発見!

花園神社の御朱印

新宿駅からも近く、新宿ゴールデン街のすぐ隣りにある花園神社。
日本の生活の中に神社は溶け込んでいるんだなーっと感じました。

花園神社のアクセス

所在地:東京都新宿区新宿5-17-3
最寄り駅:「新宿三丁目駅」「新宿駅」
駐車場:参拝客用は無し