円乗寺(文京区) 八百屋お七のお墓とか御朱印とか
前々から気になっていた円乗寺。
ここには、あの井原西鶴の「好色五人女」の八百屋お七のお墓があるんです。
円乗寺の御本尊
円乗寺は天台宗のお寺です。
御本尊は、釈迦牟尼如来・聖観世音菩薩
円乗寺のご利益
- 良縁成就
- 家内安全
- 開運招福
- 厄除
- 災難消除
- 交通安全
- 学業成就
- 火伏
到着してびっくり。
お祭りかな?と思ったのですが、本殿が新しくなって、霊園の説明会をやっているそうです。
僕は円乗寺に参拝するのは初めてなのですが、事前に予習をしていた写真とは全く違います。
門のところに数人のスーツ姿の方が立っていて、建物が新しくなったこと。霊園の案内をしていること。イベントを開催していることを教えてくれました。
今日は、霊園の説明会だけでなく落語もやっているそうです。
八百屋お七の墓
八百屋お七の墓の案内板があります。
八百屋お七の話をざっくりと紹介すると、
元和2年12月28日に発生した天和の大火で八百屋お七の家が焼け菩提寺だった円乗寺に避難しました。
お七は避難先の円乗寺の小姓、山田佐兵衛または吉三郎と恋に落ちました。
しかし、家が再建され二人は会えなくなることに。
お七は思いました「また火事になればあの人に会えるかもしれない」
お七は恋人に会いたい一心で自宅に放火。
当時、火付けは大罪です。お七は捉えられ処刑されてしまいました。
享年16歳でした。
お七のお墓の墓石は三基あります。
真ん中はお寺の住職が、
右側は岩井半四郎がお七を演じるときに、
左のものは近所の有志が270回忌のときに建立したものだそうです。
歴史に思いを馳せて手を合わせました。
円乗寺の六地蔵
円乗寺の六地蔵。
地蔵菩薩の6分身です。
生前の行いによって六道のそれぞれに転生すると言われますが、それぞれに救済に来てくださるお地蔵さんです。
円乗寺の本堂
円乗寺の本堂。
見たときには度肝を抜かれました汗
めちゃくちゃ近代的、というかビル!
一階の入り口は自動ドア。
自動ドアを抜けると目の前に御本尊があります。
合掌、御焼香、合掌。
今日は霊園の案内の方が沢山いて、ちょっと落ち着きませんでした汗
円乗寺の御朱印
若いお坊さんが、先輩に見守られ緊張しながら書いてくれました。
溶けるおみくじを楽しみにしていたのですが、なんとおみくじ鎮める鉢がまだ完成していないとのことで断念。
工事が長引いているそうです。
おみくじ自体はありましたが、水鉢が完成してから挑戦してみます。
円乗寺の地図・アクセス
所在地:文京区白山1-34-6
HP:http://yaoyao7.net/
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