篠崎八幡宮(篠崎八幡神社)トイレにも神社がある北九州の八幡様

北九州市は小倉に鎮座する八幡様。篠崎八幡神社に参拝してきました。

蛇の枕石っていう興味深いものがあるそうですよ。

第5駐車場の目の前にそびえるのは東赤鳥居。

そして、カメラのちょうど左には「猿田彦」があります。

祀られているのは「猿田彦大神」道開きの神様で天狗の正体ではないかとも言われてる。

神社の説明で、
塚の名前が「猿田彦」
御祭神は猿田彦大神ってなってる。

ちょっと名前が不思議。

東赤鳥居からは入らずに坂をくだり、東石鳥居からはいってみることに。

この石段を登ってまっすぐ先に本殿があるから、たぶんここが表玄関なんだと思う。

下から見上げたときに、なかなか骨がありそうな石段とおもったけど、登ってみたらやっぱり歯ごたえありだった。

石段の雰囲気も年季がはいっててボコボコ。

石段の先には鳥居門。

名前から察するに、鳥居と門が一体化したものだと思う。

篠崎八幡神社の顔になってるんだって。

鳥居門の左手にある「高雄神社」

御祭神は保食神・大山祇大神

新年の参拝客であふれる境内とは違い、ひっそりと佇んでいる。

創建は篠崎八幡神社と同じ、場所も同じ高尾山に鎮座していた。
その後、篠崎八幡神社は今の場所に、高雄神社も名前や場所の変遷がなんどかあり、平成26年に1400年の時を経て篠崎八幡神社と同じ場所に祀られるようになった。

随神門(朱門)の随神は先触れの神様。

扁額の『玄監』とは、「襟を正し、姿をみさだめ、神域に臨む」という意味。

随神門を守る狛犬さん。

大きな新しい狛犬さんの奥に小さな狛犬さんがいる。

小さな狛犬さんは、先代の狛犬さんかな?

小さい方の狛犬さんは、東京では観たことがない造形。

昔から守っているに違いない。

随神門を超えたとこの狛犬さんも、九州!って感じの顔してる。

三が日は過ぎちゃってるから、参拝客は多けどちょっと落ち着いてる感じ。

篠崎八幡神社の御祭神は、八幡様こと応神天皇と母の神功皇后、父の仲哀天皇。そして宗像三女神と玉依姫。

宇佐神宮もそうでしたが、各地の八幡様も神功皇后は温かみを感じるのです。

拝殿を守るのは、一際立派な狛犬さん。

大蛇が枕にしてたという石。

なんでも、昔この地域に暴れん坊の大蛇がいたんだけど、八雲社を祀ることで優しい蛇になったんだって。

その蛇が女蛇に恋をして、でも女蛇は貴船の神様の急な使いで姿を消してしまった。大蛇は寂しくてこの石を枕に泣きぐらし。

哀れに思った八雲の神様が、大蛇を龍神に変えて女蛇の元に導いてあげたという伝説の石が、蛇の枕石。

真ん中の木は、石から自然に生えてきたんだって。

蛇の枕石の隣には大蛇を沈めた八雲社。

御祭神は建速須佐之男命と奇稲田姫命。

神楽殿脇の崖の上に山津見神社。御祭神は大山津美大神。

山の神様で五穀豊穣の神様。

こちらの幸神社の御祭神は猿田彦大神。

幸神(さいのかみ)は塞の神(さえのかみ)で、鬼門から悪いものが入ってこないように守る神様。

この幸神社も、篠崎八幡神社の北東にあって鬼門を守ってる。

摂社の雲龍殿賀茂宮。

他の摂末社とは明らかに違う作りと雰囲気。

御祭神は、賀茂別雷命、品田和気命、市寸島比売命。

賀茂別雷命は雷神であり、竜神。別雷は若雷を意味し、成長や向上、龍昇の御神徳あらたか。

個人的には、篠崎八幡神社の境内で一番パワースポットだと感じたのがここ。

左:貫神社
真ん中:稲荷神社
右:疫神社

稲荷神社のすぐ前に気が生えてるんだけど、なんでこんな配置なんだろう?

宮地嶽神社。

猿田彦社、金毘羅神社、近江稲荷神社、山ノ宮日開社、淡嶋神社、意業社を合祀したもの。

神功皇后が幼い応神天皇をこの石の上に立たせたという伝説の石。

「安産」「子安成長」「立身出世」の御利益のある霊石。

てを当ててみたんですが、温かいエネルギーがあるように感じました。

篠崎八幡神社のトイレにも境内社「洗錬殿水神社」があってビックリ。

トイレの神様を大切に扱うと、美人成就・健康長寿・安産・子授け・福徳・下半身の病・目・耳の病の治癒などに御利益があると伝えられている。

お正月は忙しいだろうと思って書き置きをもらおうとしたら、書き置きはないので紙に書きますってことだった。最初から書き置きをもらうつもりで御朱印帳をもってきてなかったのはちょっと失敗。

トイレにも神社があるのは初めてでした。
雲龍殿賀茂宮の御神気はビリビリでした。

篠崎八幡神社(篠崎八幡宮)の地図・アクセス

所在地:福岡県北九州市小倉北区篠崎1丁目7−1
駐車場:あり