春日局のお墓 麟祥院で御朱印をもらったビックリするくらい癒やされた!
神楽坂の赤城神社に参拝し、自転車で浅草の職場に向かっている途中、偶然にも春日局のお墓に遭遇しました。
我ながらよく自転車こいでるな・・・
で、目に止まったのがこの春日局の像。
おや、なんだろう?
が最初の印象。
この時点では誰の像かはわからず、奥にお寺が見えたので近づいてみると、
「春日局の墓」とあるではありませんか!
葛飾北斎のお墓のときもそうでしたが、道すがら偶然にも歴史的なお墓を見つけたのは何か縁があるのかもしれない。
小さい頃、大河ドラマで春日局を見ていたのことは記憶の中に薄っすらと残ってます。
お寺の名前は麟祥院。
これは春日局の法号「麟祥院殿仁淵了義尼大姉」を寺号にするようにと、徳川家光が命じたものです。
春日局とは
一言でいうならば、「大奥を作った人」です。
明智光秀の家臣斎藤利三の娘おふくが後の春日局。
めちゃくちゃざっくり説明すると、
- 父の主君が本能寺の変を起こし、裏切り者の一族として逃亡生活
- 祖母の実家、三条家に匿われる。ここで公家の教養を身につける
- 居所がばれ、おばが嫁いでいた長宗我部元親のもとへ逃げる
- 長宗我部元親のもとで武家の教養を身につける
- 稲葉家に嫁ぐ
- 家光の乳母になる
- 家光(竹千代)を将軍にしたいおふくと、弟の国松を将軍にしたい実母お江の方と対立
- 家康に直談判し、家光が将軍になる
- 家光の後継をつくるために大奥を作る
こんな感じです。
まずは案内に従って春日局の墓までいってみます。
関係する家のお墓もあるみたいですね。
お墓の中にいた仏像。
なんだかとても気になりました。
どうとは言えないんだけど、何かきになる。
とにかく優しい感じが伝わってきます。
春日局のお墓がありました。
四方に穴が開いている変わった形のお墓。
これは「黄泉(よみ)からも天下のご政道(せいどう)を見守れる墓」を作ってという春日局の遺言によるものだそうです。
しばし歴史を感じながら手を合わせました。
江戸時代には、春日局の強運や賢徳にあやかり、またお墓に穴があることから願いが通るとして参詣する人が多かったそうです。
すこし戻って本堂へ。
本堂のお庭が、ものすごく気も良い空間でした。
いつまでも立っていたい、嬉しくなって元気になってリラックスできるところ!
すごく気に入りました。
柴犬のちよちゃんは休憩中でした。
竹千代にちなんでちよちゃんなのかな?
実はこの日に回った神社仏閣のなかでは、一番エネルギーがあったかもしれないお寺でした!
麟祥院
所在地:東京都文京区湯島4-1-8
最寄り駅:本郷三丁目駅・湯島駅
HP:https://www.rinshouin.jp/
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません