息栖神社 面白い神主さんとかわいい猫がいるパワースポットいっぱいの神社

東国三社巡りの三社目は息栖神社。

香取神宮・鹿島神宮に比べると規模が小さい神社ですが、いろいろと面白い体験ができました。

この日はホテルを出発し、鹿島神宮を参拝してから息栖神社に移動。鹿島神宮で思いの外時間がかかり、到着したときは14時を過ぎていました。

冬の太陽は、14時位でも夕暮れの雰囲気。

息栖神社といえばこの鳥居。

そして、この鳥居の左右に「忍潮井(おしおい)」という井戸があります。井戸のそこにはそれぞれ「男瓶(おがめ)」と「女瓶(めがめ)」という瓶があって、見えると幸運になれるとか

こちらは女瓶。ちょうど鯉が波をつくって見ずらいかな。

こちらは男瓶。うっすらと見える。

それでは二の鳥居から、境内へ。この写真の両脇に駐車場があります。

二の鳥居をくぐってすぐ左にある稲荷神社。

専用の手水舎もあるけれど・・・

神主さんが参拝客の集団に説明をしています。

ツアーかな?と思ったのだけど、別々にきていた参拝客を相手に神主さんが説明をしてくれてたみたい。

後で僕たちも話を聞かせてもらえました。

息栖神社の御祭神は岐神(くなどのかみ)。

相殿神に天鳥船神(あめのとりふねのかみ)と住吉三神。

 

天鳥船神は国譲りの話で登場する神様。

武甕槌命が大国主大神に、国譲りを迫ったときに「息子たちの意見もきかないと」ということで、大国主大神の御子神の事代主神に話をつけに行った神様です。

でも、 天鳥船神は日本書紀には登場しないんですよね。

古事記だけに登場する天鳥船神が息栖神社に祀られていて、日本書紀だけに登場する経津主命が香取神宮に祀られている。

東国三社巡りのひとくくりの中に、こんなことがあるのも謎があって面白い!

拝殿の左手には御神木。

パワーあふれる御神木は、素晴らしい神社の証!

エネルギーをたっぷり感じてきました。

神主さんおすすめのパワースポット。招霊(おがたま)の木。

幸運の精霊が宿る気です。一円玉の葉っぱはこの気の葉っぱ。

葉っぱを近くで。5月には、すっごく良い香りの花が咲くそうですよ。

那岐(ナギ)の木。和ぎのパワーを受け取って円満に。

那岐(ナギ)の木の特徴は葉っぱの筋だそうで、この通り縦筋だけ。

境内社は、それぞれ四社と五社が合祀されています。

香取神宮と鹿島神宮で参拝したときにも名前が多いので、息栖神社と関係がある神様たちが祀られている神社が集まってます。

緑の花が咲く桜。

今はこのとおり、葉っぱすら無い状態ですが、春には緑の花が咲くそうです。

神主さんが写真を見せてくれましたが、ホントに緑の花でした。花の季節に行ければいいな。

息栖神社の御朱印も頂いて、無事東国三社巡りを終えることができました。

駐車場には猫が何匹かいました。
地元の人に餌をもらっているみたいで、野良なのに毛並みがフサフサ。

神主さんが面白い人で、参拝客にいろいろと教えてくれる方でした。
僕たちも、話を聞いたり写真を見せてもらったりと楽しい参拝ができました。

息栖神社のアクセス・マップ

所在地:茨城県神栖市息栖2882
駐車場:あり