中野でラーメンを食べたら店主がマネーの虎だった。独立の挫折から勇気づけられた話。
どうも!こういつです。
東京なんぞで生活していると、ふと隣に有名人がいたりするものですが中野でラーメン屋に入ったらマネーの虎だった人がいたんですよ。
そのラーメン屋というのは中野にある「竹麓らーめん」
以前、ここで海老そばを食べたことがあって美味しかったのでまた入ってみようと思ったのですが、注文したのはカレー。
ラーメン屋さんにカレーメニューがあるのが珍しい!と食べてみることにしました。後から店主に聞いたのですが、北海道ではラーメン屋にカレーは普通においてあるものなのだそうです。
見た目はとくに変わったところはなく、普通に美味しいカレー。なのですが、このカレーの本当の姿はこれじゃない。
カレーと一緒に、店主が謎の液体を目の前に置いた。「これをかけると味がびっくりするほど変わるよ」
見るからに辛そうな色をしている。私は辛いのが大の苦手。インドカレーは好きなのに、食べるのは必ずバターチキンカレーの辛さなしという男である。
しかし、この液体は店内では「デリシャスソース」と呼ばれている魔法の調味料で何にかけても美味しくなるというのだ。
なんても普通のラー油は5種類ほどの唐辛子を使ってつくるのだが、このデリシャスソースは13種類のスパイスを使用して作っているとのこと。
まずは素のままのカレーを食べてみた。普通に美味しい。想像できる味のカレーだ。
辛いのが苦手ということもあり、一口分だけかけ食べてみた。
本当に味が変わった。なんだろう、確かに辛いのだけどちょっとフルーティーな感じもする。カレーとしては食べたことのない味だ。
写真ではわかりにくいかもしれないが、私は残りのルーに「デリシャスソース」をかけまくった。
デリシャスソースは不思議と癖になる、また食べに行きたくなる味だった。
世間話から人生相談へ
デリシャスソースをきっかけに店主との世間話。店主がマネーの虎に出演したこともある実業家だとわかり、いろいろと話を伺った。
北海道でラーメン屋を開いていたときのこと。最初の失敗。むつみ屋を展開したときのこと、人生のどん底の話。信頼していた人に裏切られた話。
ラーメン屋ので聞けるような内容の話ではなかった。
私も独立してからの絶頂とどん底を味わったばかりだった。なんの取り柄もなかった人間が、独立して平均の何倍もの給料を手にいれた。でも、そんなときに落とし穴があった。
信頼していた人間に裏切られ、仕事を全て失った。私が弱っているときに、支えになると寄ってきた人間は、私からお金をこれいじょう引き出せないとわかると、消えるようにいなくなった。
竹麓輔さんの話を聞いていると勇気づけられた。自分はまだまだダメージが少ないほうだと思った。
つい、自分の身の上話を竹麓輔さんにしてしまった。社長は嫌がる素振りも見せずに聞いてくれた。嬉しかった。
そしてアドバイスをくれた。
一時期は遺書を常に持ち歩いたほどの人生を経た人間のアドバイスだ。心に響いた。
店主は昼間にお店にいることが多いようです。
店舗には一階と二階があり、その日は二階で食べたのですが、もしかしたら二階を立ち飲み屋にするかもしれないとのこと。
立ち飲み屋になったら、必ず飲みに行こうと思った次第でした。
竹麓らーめん
ホームページ:https://takeroku-ramen.com/
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