鬼滅の刃を勧められた僕は・・・
どうも、まじょ子にめちゃくちゃ薦められて鬼滅の刃を読み始め、すっかりハマってしまったこういつです。
でも、最初は全く見る気にならなかったんですよ。まじょ子がアニメ版を何周もみてるのは知っていたのですが何故か興味がわかなかった。
で、見ろ見ろうるさいのでアニメの1話をみてみた。
その結果は・・・
面白いとかどうかとか言う前に、頭の中が???になった。
まず平和な日常から始まる。
主人公の炭治郎が町にいく。しぜんな形で彼の人柄や特殊能力が描写される。
町から帰った主人公は、惨殺された家族を目の当たりにする。
ただ一人、わずかに息がある妹の禰豆子を背負い、医者へ連れて行こうとする炭治郎。
道半ば、鬼になった禰豆子に教わる炭治郎。
そこに現る鬼殺隊の冨岡義勇。
鬼になった禰豆子を倒そうとする冨岡義勇。
妹を守ろうとする炭治郎。
兄を守ろうとする、鬼にはありえない行動を取る禰豆子。
鬼でありながら人を食べようとしない禰豆子を人間に戻す方法を探すため、炭治郎は鬼殺隊への道を踏み出す。
記憶だけで書いたのでふんわりですが、物語の始まりはざっくりこんな感じ。
こうやってみると、まさに神話の法則に沿って作られている。
神話の法則は、もともとはジョゼフ・キャンベルが世界中の神話を研究して共通する骨組みを発見したものだったかな。
ハリウッドの映画なんかも、人気の映画はきれいに法則通りになってるものが多いです。
ちなみに第1幕はこんな感じ。
1.日常の世界
2.冒険へのいざない
3.冒険の拒絶
4.賢者との出会い
5.第一関門突破
鬼滅の刃にあてはめてみると
1.日常の世界
冒頭。家族との平和な暮らし。
2.冒険へのいざない
家族が何者かに惨殺され、平和な日常が突然奪われる。
3.冒険の拒絶
冨岡義勇を相手に、ただうずくまって命乞いをするだけだったあたりかな。
4.賢者との出会い
鱗滝左近次に弟子入り
5.第一関門突破
鬼殺隊の最終選別突破
って感じかな。
だからってわけでも無いけれど、鬼滅の刃のストーリーテリングは原則を踏まえた上で作られているから、とても読みやすいし話も面白い。
でも、アニメの一話をみてハマれなかった理由は、納得できなかったところがあったからなんですよ。
ストーリーテリングもそうなんだけど、面白い話には「納得」がある。理由がまったくわからない奇跡は納得できないから、そこで入り込むのにストップがかかっちゃう。
主人公炭治郎の妹禰豆子は鬼に噛まれて鬼になった。
で、鬼は人を襲って食べる。普通なら一番身近にいる家族が最初の被害者になる。
でも、禰豆子は兄を守るような行動したし、なんで口に竹を加えさせただけで人を食べることを我慢できたのか。
そこが気になって気になって、当時は全然はまれなかったんですよね。
後日、漫画版を一気読みしたら、ハマってしまいましたけど。そのへんの疑問をとりあえず置いといて先を読もうって読んだら、見事に虜になりました。
漫画版は繰り返しむくらいにはまってます。
でも、当初の疑問を忘れたわけじゃない。
鬼滅の刃はものがたりに決着がついてしまいましたが、溶けてない疑問はいろいろある。
だれか、なぜ禰豆子だけが特別な鬼だったのか僕に教えてくれー!!!
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