【読書】仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則
こういつです。
今回紹介する本はこちら
かなり前に読んだ本なのですが、この本のエッセンスが仕事の管理にめちゃくちゃ役立ってます。良く言いますが、仕事術とか時間術とか、難しくて複雑なものは読んだときに「なるほど」と思っても身につきません。
僕がこの本から身につけたエッセンスは一つ。
「仕事は明日やれ」
え?っとおもうかもしれませんが、この本を読むことで
- 仕事に追われなくなる
- 仕事を効率的にすすめることができる
- 自分の時間を持つことができる
- 集中力をフルに活用することができる
- 仕事をこなしていくのが楽しくなる
- 心理的重荷からの先延ばしを解消できる
などの方法がわかります。
TO DOリストが機能しないわけ
この問題の鍵は TO DOリストに書き込まれる仕事と、その日にすべき仕事には何の関係もない ということにあります。 その日に入る仕事は、その日に処理するのが理想ですが、TO DOリストは「その日に入る仕事」と「その日に処理すべき仕事」の関係が無視されています。
TO DOリストが機能しない理由です。
やることができたら、TO DOリストに入れる。
そうやるとどんどんTO DOリストの項目は増えていきます。やる項目ばかりが増えていくので、「終わりが見えない」「終わらせた!快感をえられない」で、結局仕事もあっちこっちにとんでしまい効率までわるくなってしまう。
「TO DOリスト」はメジャーなわりに、使いこなせている人が少ないんです。
そこで、この本で紹介されているのは
クローズ・リストをつかう
ということなんです。普通のTO DOリストが、仕事が増えたら追加していく、つまり項目を増やすことができる「オープン・リスト」なのに対して、項目を増やさない「クローズ・リスト」を使うということなんです。
このクローズ・リストを作るために「マニャーナの法則」を使います。
「すぐにやらないといけないような緊急の仕事はない」という考えで仕事を組み立てるってわけ。
※もちろん、命にかかわるとか、ある仕事をすすめるために今やらないといけないことなどはあります。その辺の見分け方も書籍内にありますが、常識的な感覚で判断すれば間違えないレベル。
マニャーナの法則でクローズ・リストを作ってみる
これをやると、本当に仕事の予定を立てやすくなります。
常に仕事に1日分の「バッファー・ゾーン」を設ける考え方 なのです。 イメージをつかんでいただくために簡単に説明すると、以下の3ステップです。 ステップ1 今日、新たに発生した仕事を集めておく ステップ2 仕事を類別する ステップ3 類別した方針に従って、翌日まとめて処理する
今日の仕事のリストは増やさずに、増えたものを
- 今日、新たに発生した仕事を集めておく
- 仕事を類別する
- 類別した方針に従って、翌日まとめて処理する(明日のクローズ・リストにいれる)
このリストの良いところは、一日の仕事の量が増えないこと。その仕事を終わらせたら、一日の仕事は終わり!ということです。
リストに関してもうちょっと補足すると、
- 一日の一番初めに「最も大事ない仕事」をやる
- 大きなタスクは、もうこれ以上分けられないとこまで細分化してリスト化する
- 一日の最後に明日のリスト作成
まとめ
マニャーナの法則で仕事の計画をたてると、やるべき内容と量が明確になります。
クローズ・リストは項目が増えないから、あとはモリモリこなすだけ。一日分をこなしたらその日の仕事はおわり!あとは自由な時間を楽しむなり、勉強をするなりと好きなことに時間を使うことができるようになります。
僕はこの方法をつかうことで、仕事への心理的負担が軽くなりました。
ゴールが見えないのはきついですが、ゴールが見えたら走るだけですからね。
「新しく入った仕事は明日にまわす」これをやるだけでも仕事がスッキリします。
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