よい習慣を身につけるための5つのヒント
人間は習慣の生き物。
習慣がその人を作る、と言われます。
習慣を行うとき、人は無意識です。何も考えず、不思議にも思わず、習慣通りに行動する。
だから、習慣は怖いものでもあり、うまく使えば素晴らしい成果をもたらしてくれるものでもあります。
習慣をコントロールすれば人生が変わる
上でも書きましたが、習慣をコントロールすることができれば人生が変わります。
習慣は意志の力を使うことなくできる行動です。
そして無意識での行動です。
何も考えなければそのように反応する、またはそのように行動する。というのが習慣なのです。
例えば、ほとんどの人にとっては歯磨きは習慣だと思います。
食後や寝る前など、タイミングは人によって違うかもしれませんが、歯を磨くのに頑張ったり、精神的に疲れるという人はいないでしょいう。
でも、もし習慣になってなかったら、頑張れたときしか歯を磨かない可能性があるんです。
歯を磨く習慣のある無しでは、口の健康は全く変わるのは明白ですよね。
ジャンクフードを食べる習慣の人と、健康的な食事の習慣の人でもまったく変わってくると思います。
読書をするしない。
勉強をするしない。
アウトプットをするしない。
などなど、良い習慣を意識的につくるのとそうでないことではまったく変わってきます。
なかなか習慣化しにくい理由
良い習慣を身につけたほうがいい。
そうはいっても・・・・
わかっているけど・・・
頭でわかっていても、目の前の誘惑に打ち勝って良い習慣を身につけるのは難しい。
それはなぜなのか?
その理由は人の本能にあります。
苦痛から避け、快楽を求める。
という本能です。
だから、辛い運動をするよりダラダラゴロゴロしていたほうが楽だし、
勉強をするより遊んでいたほうが楽しいし、
栄養重視よりジャンクフードを食べたほうが気持ちいのです。
なので、作りたい習慣を
嬉しい・楽しい・ワクワクする
感情に結びつける必要があるのです。
そのために必要なのは、この習慣をマスターした未来を想像すること。
明確に、鮮やかに、それが現実になったかのようにイメージします。
習慣をマスターした未来と、マスターしなかった未来。
習慣をマスターした理想の未来にワクワクするほど、作りたい習慣にワクワクが結びつき、その習慣にしたい行動をやらないことに苦痛を感じるようになるのです。
やりたいからやる
義務感があると習慣になるまで続けるのは難しくなります。それは上記の話と同じで、やることが苦しみにつながってしまうから。
理想の未来を毎日イメージして、そこに近づくことが嬉しくなるようにするんです。
なので、習慣にしたいことにしたして「なぜそれをやるのか」を常に考えるようにするのです。
最初は頑張りすぎない
何かを始めようと言うときは、大体気持ちが高揚しているときです。そんなときは、ついつい頑張り過ぎな計画をたててしまうもの。
中学生の頃、夏休みに体を鍛えようと思って計画を立てたことがありました。一日にこれだけの筋トレをする、という計画をたてたんですね。
腕立て伏せを○回、腹筋を○回、スクワットを○回みたいに。
細かい数字は覚えていませんが、実際にやる段階になってまったくできなかったことを覚えています。
なので、例えば運動習慣を作りたいときもスタートのハードルはできる限り下げるのがコツです。
ジョギングなら、10キロ走る!ではなくて、5メートルでもいいから走る。
そのくらいなら、ちょっと頑張ればできます。
今日は面倒だな、と思ったとき、10キロ走るのと5メートルでもいいから走るのとでは、実践するためのエネルギーが全然違います。
習慣になるまでは、意志の力をある程度借りなくてはなりません。
なので、できる限り条件は簡単にして、ちょっとでもやればOK!にするのです。
- ジョギング5メートルとか1分とか。
- ジム通いなら、とりあえず行くだけ。
- 読書なら1ページ。
- 文章を書くなら1行
こんなふうに、できる限りハードルを下げて、量に関係なく「やる」ことを習慣になるまで繰り返しできるようにします。
逆算して考える
身につけたい習慣によっては、やりたいことのみを考えているとうまく行かないことがあります。
例えば時間が関係すること。
早起きの習慣などですね。起きる時間だけを決めても、睡眠時間が短くなってしまっては本末転倒です。
昼間も眠いし体にも悪い。
無理なく早起きするためには、睡眠時間を確保しなくてないけない。そこから計算すると自然と寝る時間も早くしないといけないことがわかるのです。
つまり、早起きの習慣を身につけたいと思ったら、本当に身につけるべきは早寝の習慣だというわけです。
なのでタイミングや時間が関わる習慣であれば、それを無理なく実現するには?と逆算をして考えることが有効です。
何かとセットにする
すでに習慣になっているなにかとセットにするのも、習慣化のコツの一つです。
例えば、読書の習慣を身につけたいなら、歯を磨いてる間だけ本を読む。
同じ行動を、同じタイミングでやると習慣になりやすくなります。
毎日の生活で、同じタイミングで同じことをやっていることはたくさんあると思います。
そのルーティンの中に、習慣化したいことを組み込むんですね。
習慣化のまとめ
- その習慣をみにつけたときの理想の未来をイメージする
- 毎日イメージして、理想の未来にリアリティを感じる
- 習慣を続けたら素晴らしい未来が現実になるとワクワクする
- 習慣したい行動のハードルはとにかく下げる
- 時間が関係することは逆算して考える。
- すでに習慣になっているものとセットして生活のリーティンに組み込む。
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